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インフルエンサー広告の費用相場は?
成果報酬型の始め方と注意点【広告主向け】

公開日 最終更新日

インフルエンサー広告とは、SNSで影響力を持つ人に商品を紹介してもらう広告手法です。フォロワーとの信頼関係を通じて届くため、企業の広告よりも自然に受け入れられやすく、化粧品・健康食品・美容サービスなどを中心に広く使われています。

一方で、「費用はいくらかかるのか」「フォロワーが多い人に頼めば売れるのか」「投稿してもらっても成果が出なかったら費用が無駄になるのでは」と、依頼をためらう広告主の方も多いはずです。

この記事では、インフルエンサー広告の費用の決まり方と、SNS別・フォロワー規模別の相場を整理したうえで、費用の無駄を抑えられる「成果報酬型」という選択肢を解説します。インフルエンサーの選び方や、ステマ規制への対応、出稿前のチェックリストもあわせてまとめました。

インフルエンサー広告とは

インフルエンサー広告とは、Instagram・YouTube・TikTok・XなどのSNSで多くのフォロワーを持つ人に、自社の商品やサービスを紹介してもらう手法です。インフルエンサーマーケティングとも呼ばれます。

フォロワーは、そのインフルエンサーの好みや使い方に共感して見ている人たちです。そのため、本人が実際に使った感想として紹介されると、広告であっても「試してみたい」と感じてもらいやすいのが特長です。

ポイント:インフルエンサー広告の成果は、フォロワーの数より「フォロワーと商品の相性」で決まります

インフルエンサー広告の費用の決まり方

インフルエンサー広告の費用は、主に次の4つの方法で決まります。

表1:インフルエンサー広告の費用の決まり方
方式 費用が決まる基準 特徴
フォロワー単価型 フォロワー数×単価 最も一般的。事前に費用を見積もりやすい
再生・表示単価型 動画の再生数や投稿の表示回数 実際に見られた数に応じて費用が決まる
商品提供型 商品の無償提供のみ 費用は抑えられるが、投稿の内容や時期を指定しにくい
成果報酬型 購入・申込などの成果の件数 成果が出た分だけ費用を支払う

一般的には、フォロワー単価型や再生単価型の「固定報酬」で依頼することが多く、投稿した時点で費用が確定します。

SNS別の費用相場

フォロワー単価型の場合、1フォロワーあたりの単価の目安は次のとおりです。

表2:SNS別のフォロワー単価の目安
SNS 単価の目安 主な投稿の形
Instagram 1フォロワーあたり2〜4円 写真・リール・ストーリーズ
TikTok 1フォロワーあたり2〜4円 短い動画
X 1フォロワーあたり2〜4円 文章・画像の投稿
YouTube 1登録者あたり2〜5円 商品紹介の動画・タイアップ動画

※ 単価はインフルエンサーの人気、ジャンル、投稿の形式、二次利用の有無などによって大きく変わります。動画の制作が必要な YouTube は、ほかのSNSより高くなる傾向があります。

フォロワー規模別の費用相場

フォロワー単価を2〜4円とした場合、1回の投稿あたりの費用の目安は次のとおりです。

表3:フォロワー規模別の費用の目安(1投稿あたり)
規模 フォロワー数 費用の目安
ナノインフルエンサー 1万人未満 数千円〜数万円(商品提供のみの場合もある)
マイクロインフルエンサー 1万〜10万人 2万〜40万円
ミドルインフルエンサー 10万〜50万人 20万〜200万円
トップインフルエンサー 50万人以上 100万円以上

このほか、インフルエンサーを探して条件を交渉するキャスティング会社を使う場合は、手数料として費用の20〜30%程度がかかることが一般的です。

注意したいのは、固定報酬では「投稿した時点」で費用が発生するという点です。フォロワーと商品の相性が悪かったり、投稿の内容が伝わりにくかったりすると、費用をかけても売上につながらないことがあります。

フォロワー5万〜20万人のインフルエンサーに、成果報酬で依頼できます

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固定報酬型と成果報酬型の違い

インフルエンサー広告にも、成果報酬型広告の仕組みを使う方法があります。投稿の数やフォロワー数ではなく、購入や申込などの成果が出た件数に応じて費用を支払う形です。

表4:固定報酬型と成果報酬型の比較
項目 固定報酬型 成果報酬型
費用が発生するタイミング 投稿した時点 成果が発生した時点
成果が出なかったとき 投稿費用がそのまま損失になる 原則として費用は発生しない
獲得単価(CPA) 反応によって大きく変動する 報酬額で固定される
インフルエンサーの探し方 広告主またはキャスティング会社が探す ASPが提携インフルエンサーの中から調整する
向いている広告主 認知を一気に広げたい 獲得単価を固定して件数を積み上げたい

成果報酬型なら、反応が読めない新商品や新しいジャンルでも、費用の無駄を抑えて試せます。運用型広告のCPAの高騰に悩んでいる広告主にとっても、獲得単価を固定できる選択肢になります。

また、成果報酬型ではインフルエンサー自身も成果が出るほど報酬が増えるため、商品の魅力を伝える工夫をしてもらいやすいという利点もあります。

成果報酬型で始めるときの流れ

成果報酬型のインフルエンサー広告は、次の順番で進めるのが一般的です。

  1. 成果地点と報酬額を決める:購入・申込・予約など、何を成果とするかと、1件あたりの報酬額を決めます
  2. インフルエンサーを選ぶ:ASPが、商品と相性の良いフォロワー層を持つインフルエンサーを提案します
  3. 商品を提供し、企画を調整する:実際に使ってもらい、紹介の切り口や投稿の時期を決めます
  4. 投稿の内容を確認する:広告であることの表示や、表現のルールを守っているかを確認します
  5. 成果を確認して次の依頼に生かす:インフルエンサーごとの成果を比べ、反応の良い人への依頼を増やします

インフルエンサー広告のメリットとデメリット

メリット

  • 共感を通じて届く:本人の体験として紹介されるため、企業の広告より受け入れられやすい
  • 使っている様子が伝わる:写真や動画で、使い方や使用感を具体的に見せられる
  • 短期間で反応が集まることがある:相性が合えば、投稿の直後にまとまった成果が出ることもある
  • SNSを中心に情報を集める層に届く:検索広告では届きにくい層にアプローチできる

デメリット

  • 相性の見極めが難しい:フォロワー数が多くても、商品と合わなければ成果は出にくい
  • 投稿の内容を細かく指定しにくい:インフルエンサーの表現を尊重する必要がある
  • 固定報酬は成果が保証されない:反応がなくても投稿の費用はかかる
  • ルールへの対応が必要:広告であることを明示しないと、ステマ規制の違反になる

デメリットのうち、費用面の不安は成果報酬型を選ぶことで小さくできます。相性の見極めは、次の章で紹介するポイントで判断しやすくなります。

インフルエンサーの選び方

インフルエンサー広告の成果は、フォロワーと商品の相性で大きく変わります。フォロワー数の多さよりも、「そのフォロワーが自社の商品を必要としているか」で選ぶことが大切です。

表5:インフルエンサーを選ぶときに確認すること
確認項目 見るポイント
フォロワーの属性 年齢・性別・地域が商品の対象と合っているか
発信のジャンル 美容・健康・育児など、普段の投稿が商品と近いか
エンゲージメント フォロワー数に対して、いいね・コメント・保存が十分にあるか
過去のPR投稿 広告の投稿でも、フォロワーの反応が落ちていないか
投稿の雰囲気 自社のブランドの印象と合っているか
ルールへの意識 過去のPR投稿で、広告であることを正しく表示しているか

フォロワー数が非常に多いトップインフルエンサーより、特定のジャンルに強いフォロワー5万〜20万人程度のインフルエンサーのほうが、獲得単価が安定しやすい傾向があります。フォロワーとの距離が近く、紹介した商品を「試してみよう」と思ってもらいやすいためです。

当社の実績の例

当社のインフルエンサーアフィリエイトでは、フォロワー5万〜20万人を中心としたインフルエンサーと提携しています。直近の実績の例は次のとおりです。

表6:インフルエンサーアフィリエイトの実績の例
商材 施策 成果
ファンデーションA YouTuberとのタイアップ動画 月間3,000件
ファンデーションB YouTuberとのタイアップ動画 月間1,000件
美容クリーム Instagramでの紹介 月間600件
クレンジング Instagramでの紹介 月間500件

このように、実際に商品やサービスを体験してもらい、その感想を伝えてもらう形は、フォロワーの共感を得やすく、成果につながりやすい方法です。

ステマ規制への対応

2023年10月から、広告であることを隠した宣伝(ステルスマーケティング)は景品表示法の規制の対象になりました。インフルエンサー広告では、広告主の依頼で投稿してもらう場合、「広告」「PR」などの表示が必要です。

違反した場合に責任を問われるのは、インフルエンサーではなく広告主です。成果報酬型で依頼する場合も同じです。表示の方法や注意点はステマ規制の解説記事で詳しくまとめています。

また、化粧品や健康食品では、薬機法や健康増進法にも注意が必要です。「シミが消える」「必ず痩せる」などの表現は、インフルエンサーの感想であっても広告として扱われます。投稿の前に、表現を確認する体制を整えておきましょう。

投稿から申込までの間に、読み物形式の記事LPをはさむと、投稿で生まれた興味を申込につなげやすくなります。

出稿前のチェックリスト

表7:インフルエンサー広告の出稿前チェックリスト
項目 確認すること
目的 認知の拡大と獲得のどちらを目的にするか
報酬の形 固定報酬型と成果報酬型のどちらが目的に合うか
インフルエンサー フォロワーの属性とジャンルが商品と合っているか
成果地点 成果報酬型の場合、購入・申込・予約のどこを成果とするか
広告の表示 「広告」「PR」の表示を投稿に入れることを取り決めたか
表現の確認 薬機法などに反する表現がないかを確認する体制があるか
計測 計測タグや専用リンクで、インフルエンサーごとの成果を確認できるか

成果報酬型で始める場合は、許容できる獲得単価から成果報酬額を決めます。費用の考え方はアフィリエイト広告の費用相場で詳しく解説しています。

よくある質問

Q. インフルエンサー広告は、いくらから始められますか?

A. 固定報酬型の場合、フォロワー1万人程度のインフルエンサーなら、1投稿あたり2万〜4万円程度が目安です。成果報酬型の場合は、投稿の費用ではなく、成果1件ごとの報酬額で費用が決まります。

Q. 成果が出なかった場合も費用はかかりますか?

A. 固定報酬型では、投稿した時点で費用がかかります。成果報酬型では、成果が発生しなければ報酬は発生しません。

Q. フォロワーが多いインフルエンサーほど成果が出ますか?

A. 必ずしもそうではありません。フォロワーの属性やジャンルが商品と合っているかのほうが、成果に大きく影響します。特定のジャンルに強いインフルエンサーのほうが、獲得単価が安定しやすい傾向があります。

Q. 依頼から投稿まではどのくらいかかりますか?

A. インフルエンサーの選定、商品の提供、企画の調整が必要です。当社のインフルエンサーアフィリエイトでは、無料会員登録後、1〜3営業日で広告主審査を行い、その後、サンプル提供・企画調整を経て配信を開始します。

Q. 投稿に「PR」の表示は必要ですか?

A. 必要です。広告主の依頼による投稿は、成果報酬型であっても広告にあたるため、「広告」「PR」などの表示を入れてもらう必要があります。

Q. どのような商材がインフルエンサー広告に向いていますか?

A. 使っている様子や使用感を見せやすい商材が向いています。たとえば、化粧品・健康食品・脱毛サロン・エステなどの美容関連や、食品・日用品などです。

まとめ

  • インフルエンサー広告は、SNSで影響力を持つ人に商品を紹介してもらう手法で、共感を通じて届くのが強み
  • 費用はフォロワー単価型が一般的で、1フォロワーあたり2〜4円程度が目安
  • 一般的な固定報酬型は、投稿した時点で費用が発生する
  • 成果報酬型なら、成果が出た分だけ費用を支払うため、獲得単価を固定できる
  • インフルエンサーはフォロワー数よりフォロワーとの相性で選び、「広告」「PR」の表示を必ず入れる

インフルエンサーアフィリエイトでは、フォロワー5万〜20万人を中心とした提携インフルエンサーから、商材に合う人への依頼を成果報酬でご提案しています。

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監修:大竹 優策(FlipNine株式会社 代表取締役)

GMOメディア・ネットマイルで広告主側と運用側の双方を経験後、2018年にFlipNineを創業。成果報酬型広告の実務を長く手がける。

貴社の商材で、成果報酬型が成立するか無料で診断します

目標CPAと月間の希望獲得件数をお伝えいただければ、実施可否と想定される成果報酬額の目安をご回答します。初期費用・月額費用は0円、契約期間の縛りもありません。

FlipNine株式会社 編集部

成果報酬型広告のASP『FLIP』を運営。1,000媒体以上との提携、5,600件以上の広告登録実績があります。

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