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記事LPとは?
通常LPとの違い・構成の型・費用相場【広告主向け】

公開日: 最終更新日:

記事LPとは、広告をクリックした人をすぐに申込ページへ送らず、読み物の形で商品の背景や悩みを整理してから申込へつなぐページのことです。運用型広告で成果が伸び悩んだとき、広告のクリエイティブや入札よりも先に見直したいのが、クリックした先のページです。中でも近年、多くの広告主が取り入れているのが「記事LP」です。

記事LPは、商品の公式ページの前に、ニュース記事や体験談のような読み物をはさむページです。同じ広告でも、遷移先を記事LPに変えるだけで成約率が大きく変わることがあります。

この記事では、記事LPの役割と通常のLPとの違い、代表的な4つの型、成果が出る構成、表現の注意点、制作費用の相場までを、広告主の目線で整理します。

記事LPとは

記事LPとは、広告をクリックしたユーザーに最初に見せる「記事形式のランディングページ」です。商品を直接売り込むのではなく、ユーザーの悩みや関心に寄り添った読み物で興味を高め、最後に公式ページや申込フォームへ案内します。

広告から公式ページへ直接遷移させると、まだ商品に関心の薄いユーザーは、売り込みの強さに離脱してしまいがちです。記事LPは、その間に「読んで納得する」段階をつくることで、購入や申込の確率を上げる役割を持っています。

ポイント:記事LPは「売る前に、納得してもらう」ためのページです

通常のLPとの違い

記事LPと通常のLP(公式の商品ページ)は、目的も読者の状態も異なります。

表1:記事LPと通常LPの違い
項目 記事LP 通常LP
目的 関心を高め、納得してもらう 購入・申込をしてもらう
想定する読者 悩みはあるが、商品はまだ知らない 商品に関心があり、比較している
見た目 ニュース記事・ブログ・体験談 商品の広告ページ
伝え方 悩み→原因→解決策の順に説明する 商品の特長・価格・特典を伝える
主な流入元 SNS広告・ディスプレイ広告 検索広告・指名検索
情報量 多い(数千字になることもある) 商品に絞る

特にMetaやTikTokなどのSNS広告では、ユーザーは商品を探しているわけではなく、タイムラインを眺めている途中で広告に出会います。こうした「まだ買う気のない層」に対して、いきなり商品ページを見せるより、記事LPで関心を育てるほうが成約につながりやすくなります。

記事LPの4つの型

記事LPにはいくつかの型があり、商材や広告媒体によって向き不向きがあります。

表2:記事LPの4つの型
型 特徴 向いている商材 向いている媒体
記事型 ニュース・コラム風の文章で解説する 健康食品・金融・不動産など説明が必要な商材 Meta・ディスプレイ広告
アンケート型 質問に答えていくと、最後に商品が提案される 脱毛・保険・転職など選択肢がある商材 Meta・TikTok
スワイプ型 スマホで横にめくる短いページで要点を伝える 化粧品・アプリなど直感で選ばれる商材 TikTok・Instagram
漫画型 漫画で悩みと解決をストーリーにする 悩みの共感が鍵になる美容・健康商材 Meta・LINE

1つの型に決め打ちせず、複数の型を作って比べるのが成果を上げる近道です。当社では、記事・アンケート・スワイプ・漫画のすべての型を社内で制作しています。

型を選ぶときの考え方

型を選ぶときは、「読者が商品を選ぶまでに、どれだけの説明が必要か」で考えると判断しやすくなります。仕組みや効果の説明が必要な商材ほど、文章で順を追って伝えられる記事型が向いています。反対に、見た目や使用感で直感的に選ばれる商材は、短く要点を伝えられるスワイプ型が向いています。

また、配信する媒体の特性も重要です。TikTokやInstagramのように短い動画に慣れたユーザーが多い媒体では、長い文章を読んでもらうのは簡単ではありません。まずは媒体と商材の組み合わせから候補の型を2つ程度に絞り、実際に配信して成果を比べてください。

成果が出る記事LPの構成8ステップ

記事LPの構成には、成果が出やすい基本の流れがあります。型が違っても、考え方は共通です。

表3:記事LPの構成8ステップ
順番 要素 役割 例(脱毛サロンの場合)
1 タイトル・ファーストビュー 読み進めてもらう 「ムダ毛処理に毎朝10分」の悩みから始める
2 悩みへの共感 自分ごとにしてもらう 自己処理の手間や肌荒れの体験談
3 原因の説明 問題を理解してもらう 自己処理を続けると起きること
4 解決策の提示 選択肢を知ってもらう 自己処理・家庭用脱毛器・サロンの比較
5 商品の紹介 選ぶ理由を伝える 選ばれているサロンの特長
6 根拠・口コミ 信頼してもらう 実際の利用者の声・実績の数字
7 不安の解消 行動のハードルを下げる 料金・勧誘の有無・予約の手軽さ
8 行動の呼びかけ 申込につなげる 期間限定のキャンペーンと予約ボタン

この中で最も成果を左右するのが、1のタイトルとファーストビューです。ここで読者が「自分のことだ」と感じなければ、どれだけ良い内容が続いても読まれません。

広告と記事LPの訴求をそろえる

もう1つ大切なのが、広告と記事LPの訴求を一致させることです。広告で「毎朝のムダ毛処理」を訴求したなら、記事LPの冒頭も同じ悩みから始めます。広告と記事LPの内容がずれていると、クリックはされても読まれずに離脱されてしまいます。

記事LPの制作費0円で、成果報酬型の配信まで任せられます

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表現で注意すべき法律

記事LPは読み物の形をとるため、表現が強くなりがちです。しかし、広告である以上、法律の規制を受けます。特に注意したいのが次の3つです。

表4:記事LPで注意すべき法律
法律 主な対象 注意点
薬機法 化粧品・健康食品・医薬部外品など 効能効果を、認められた範囲を超えて表現しない
景品表示法 すべての商品・サービス 実際より著しく優れていると誤認させない
ステマ規制(景品表示法の告示) 広告であることを隠した表示 広告であることを明示する

記事LPは見た目がニュース記事に近いため、広告であることを隠しているとみなされないよう、「広告」「PR」などの表記が必要です。詳しくはステマ規制の進め方の記事で解説しています。

よくあるNG表現と言い換えの例

表5:NG表現と言い換えの例
NG表現 問題になる理由 言い換えの例
飲むだけで必ず痩せる 効果を保証している 毎日の食事管理をサポート
シミが消える 化粧品の効能の範囲を超える メーキャップ効果でシミを目立たなくする
医師も絶賛 根拠のない権威づけ 実際に提供できる根拠や事実のみを記載する
業界No.1 根拠となる調査がない 調査の出典と時期を明記する、または使わない
今だけ90%オフ(常に同じ価格) 実際と異なる有利な条件の表示 実際の期間と条件を正確に記載する

※ 表現の可否は商材や文脈によって変わります。最終的な判断は、専門家や広告の審査部門に確認してください。

記事LPの制作費用の相場

記事LPを用意する方法は、大きく3つあります。

表6:記事LPの制作方法と費用
方法 費用の目安 メリット デメリット
自社で制作 社内の人件費のみ 修正を早く回せる 構成や表現のノウハウが必要
制作会社に外注 1本あたり10〜30万円 品質が安定しやすい 修正や型の追加のたびに費用がかかる
ASPに制作を任せる 0円の場合もある 費用を抑えながら配信まで任せられる 対応しているASPが限られる

記事LPは、1本作れば終わりではありません。型や訴求を変えて複数を比べ、成果の良いものを残していくことで成約率が上がります。そのため、外注で1本ずつ費用がかかる方法では、改善を続けるほど費用がふくらみます。

当社では、記事LPを社内で制作しています。外注すると1本あたり10〜30万円かかる制作費が発生しないため、その分を成果報酬の手数料の低さ(10〜15%)に還元しています。手数料の仕組みや、広告費全体の相場はアフィリエイト広告の費用相場で解説しています。

公開後に見るべき改善指標

記事LPは、公開してからが本番です。次の指標を定期的に確認し、どこで読者が離れているかを把握します。

表7:記事LPの改善指標
指標 見る場所 悪いときに見直すこと
直帰率 GA4 タイトルとファーストビュー、広告との訴求のずれ
スクロール率 ヒートマップツール 途中で読まれなくなる箇所の内容
記事LPのクリック率(公式ページへの遷移率) GA4 商品紹介の位置・ボタンの文言
公式ページでの成約率 GA4・広告管理画面 記事LPと公式ページの内容のずれ
CPA 広告管理画面 上記すべて

改善は、一度に1つの要素だけを変えて比べるのが基本です。複数を同時に変えると、どの変更が効いたのか分からなくなります。

記事LPの改善でCVRが上がれば、クリック単価が同じでもCPAは下がります。CPAの高騰に悩んでいる場合、広告の入札を調整するより先に、記事LPを見直すほうが効果的なこともあります。

記事LPと成果報酬型広告の組み合わせ

記事LPは、運用型広告だけでなく、成果報酬型広告でも成果を左右します。成果報酬型では、広告を配信するメディアが「この案件なら成果が出る」と判断しなければ、掲載してもらえません。成約率の高い記事LPがあることは、メディアに選ばれる大きな理由になります。

当社のADアフィリエイトでは、記事LPの制作から、Meta・Google・TikTokへの配信までを成果報酬でお任せいただけます。自社運用ではオリパ・EC・アプリの案件で月間5,000〜10,000CVの実績があり、脱毛サロンの事例では、開始3ヶ月時点で月間300件だった獲得が現在は月間600件まで拡大し、CPAは39,000円から28,000円に改善しました。

よくある質問

Q. 記事LPはどのくらいの文字数が必要ですか?

A. 決まった正解はありません。説明が必要な商材では数千字になることもありますが、スワイプ型のように短くまとめたほうが成果の出る商材もあります。複数の長さを作って比べるのがおすすめです。

Q. 記事LPと通常のLPは、どちらを使えばよいですか?

A. 商品をまだ知らない層に届けるSNS広告では記事LP、商品を探している層に届ける検索広告では通常のLPが向いています。広告の媒体と読者の状態で使い分けてください。

Q. 記事LPに「広告」や「PR」の表記は必要ですか?

A. 必要です。2023年10月から施行されたステマ規制により、広告であることが分かりにくい表示は規制の対象になります。ページの目立つ位置に表記してください。

Q. 記事LPはどのくらいの頻度で改善すればよいですか?

A. 広告の配信量によりますが、一定の数のアクセスが集まった時点で指標を確認し、成果の悪い要素から1つずつ見直します。成果の良い記事LPも、時間がたつと反応が落ちるため、新しい型や訴求を定期的に追加してください。

Q. 記事LPの制作を外注するときの注意点は?

A. 制作費だけでなく、修正や追加の費用、薬機法などの表現チェックの体制、公開後の改善まで対応してもらえるかを確認してください。1本作って終わりにならない体制を選ぶことが大切です。

Q. 記事LPの制作費を抑える方法はありますか?

A. 記事LPを社内で制作しているASPを利用すると、制作費をかけずに始められる場合があります。当社では記事LPの制作費はかからず、成果が出た分だけの費用で配信まで任せられます。業種別の実施例もご覧ください。

まとめ

  • 記事LPは、広告と公式ページの間で、読者に「納得してもらう」ための記事形式のページ
  • SNS広告など、まだ商品を知らない層に届ける広告で特に効果を発揮する
  • 記事型・アンケート型・スワイプ型・漫画型の4つがあり、複数を作って比べるのが近道
  • 構成は「悩み→原因→解決策→商品→根拠→不安解消→行動」の流れが基本で、広告と訴求をそろえる
  • 薬機法・景品表示法・ステマ規制に注意し、「広告」「PR」の表記を入れる
  • 外注は1本10〜30万円が目安。改善を続けるなら、内製や制作費のかからないASPも選択肢になる

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監修:大竹 優策(FlipNine株式会社 代表取締役)

GMOメディア・ネットマイルで広告主側と運用側の双方を経験後、2018年にFlipNineを創業。成果報酬型広告の実務を長く手がける。

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FlipNine株式会社 編集部

成果報酬型広告のASP『FLIP』を運営。1,000媒体以上との提携、5,600件以上の広告登録実績があります。

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