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メール広告とは?
費用相場と成果報酬型で始める方法【広告主向け】

公開日 最終更新日

メール広告とは、メールマガジンの会員に向けて広告を届ける手法です。SNS広告や検索広告ほど目立つ存在ではありませんが、年齢・職業・家族構成・保有資産など、属性のはっきりした層に一斉に届けられる点で、根強く使われ続けています。

一方で、「費用はどのくらいかかるのか」「どの媒体を選べばよいのか」「配信しても成果が出なかったら費用が無駄になるのでは」と、出稿をためらう広告主の方も多いはずです。

この記事では、メール広告の種類と課金形態、配信規模別の費用相場を整理したうえで、費用の無駄を抑えられる「成果報酬型」のメール広告という選択肢を解説します。媒体の選び方や、件名・本文の改善ポイント、出稿前のチェックリストもあわせてまとめました。

メール広告とは

メール広告とは、メールマガジンを発行している媒体に費用を支払い、その会員に向けて自社の広告を配信してもらう手法です。メルマガ広告とも呼ばれます。

広告を受け取るのは、媒体の会員として配信に同意している人です。媒体ごとに会員の属性がはっきりしているため、「保険の相談をしたファミリー層」「不動産を所有している層」など、狙った層に絞って届けやすいのが特長です。

ポイント:メール広告の価値は「誰に届くか」で決まります。配信数より、会員の属性を重視して媒体を選びましょう

メール広告の種類

メール広告は、メールの中のどこに、どのように掲載するかで大きく3つに分かれます。

表1:メール広告の主な種類
種類 掲載のされ方 特徴
ヘッダー広告 メールマガジンの冒頭に数行の広告を載せる 目に入りやすいが、伝えられる情報は少ない
本文挿入型広告 メールマガジンの記事の途中や末尾に広告枠を設ける 媒体の記事と一緒に読まれやすい
単独配信型広告 1通まるごと自社の広告として配信する 情報量が多く、商品の魅力を詳しく伝えられる

成果を重視するなら、商品の説明をしっかり載せられる単独配信型が中心になります。ヘッダー広告や本文挿入型は、認知を広げる目的や、単独配信と組み合わせて使われることが多い手法です。

メール広告の課金形態

メール広告の費用の払い方には、主に次の4つがあります。

表2:メール広告の課金形態
課金形態 費用が発生するタイミング 向いている目的
掲載課金型 広告を掲載した時点 認知を広げたいとき
配信数課金型 配信したメールの通数に応じて 一定数に確実に届けたいとき
クリック課金型 メール内のリンクがクリックされるごと サイトへの訪問を増やしたいとき
成果報酬型 購入・申込などの成果が発生したとき 獲得単価を固定したいとき

一般的なメール広告は、掲載課金型や配信数課金型が中心です。この場合、配信した時点で費用が確定するため、反応がなくても費用はかかります。

メール広告の費用相場

配信数課金型の場合、費用は配信する通数とメールの形式によって変わります。一般的な目安は次のとおりです。

表3:配信規模別の費用の目安(配信数課金型)
配信規模 テキストメール HTMLメール
小規模(1万〜5万通) 数千円〜数万円 数万円〜10万円
中規模(10万通) 5万〜15万円 10万〜30万円
大規模(50万通以上) 20万円以上 50万円以上

※ 費用は媒体、会員の属性、ターゲティングの条件によって大きく変わります。属性を細かく絞るほど、1通あたりの単価は高くなる傾向があります。

注意したいのは、この費用は「配信した時点」で発生するという点です。件名が読まれなかったり、商品と会員の相性が悪かったりすると、費用をかけても成果につながらないことがあります。

属性を絞ったメール広告を、成果報酬で始められます

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配信課金型と成果報酬型の違い

メール広告にも、成果報酬型広告の仕組みを使う方法があります。配信した通数ではなく、購入や申込などの成果が出た件数に応じて費用を支払う形です。

表4:配信課金型と成果報酬型の比較
項目 配信課金型 成果報酬型
費用が発生するタイミング 配信した時点 成果が発生した時点
成果が出なかったとき 配信費用がそのまま損失になる 原則として費用は発生しない
獲得単価(CPA) 反応率によって変動する 報酬額で固定される
媒体の選び方 広告主が媒体ごとに申し込む ASPが提携媒体の中から配信先を調整する
向いている広告主 予算を決めて一定数に届けたい 獲得単価を固定して件数を積み上げたい

成果報酬型なら、反応が読めない新しい媒体や商材でも、費用の無駄を抑えて試せます。運用型広告のCPAの高騰に悩んでいる広告主にとっても、獲得単価を固定できる選択肢になります。

成果報酬型で始めるときの流れ

成果報酬型のメール広告は、次の順番で進めるのが一般的です。

  1. 成果地点と報酬額を決める:購入・申込・資料請求など、何を成果とするかと、1件あたりの報酬額を決めます
  2. 配信先の媒体を選ぶ:ASPが、商品と相性の良い会員層を持つ媒体を提案します
  3. 原稿を用意する:件名と本文を作り、表現のチェックを行います
  4. 配信日を調整して配信する:媒体ごとに配信日を決めて配信します
  5. 成果を確認して次の配信に生かす:媒体ごとの成果を比べ、反応の良い媒体への配信を増やします

配信課金型と違い、媒体ごとに個別に申し込む手間がかからないのも、成果報酬型の利点です。

メール広告のメリットとデメリット

メリット

  • 属性を絞って届けられる:会員の年齢・職業・家族構成などが分かっているため、商品に合う層を選んで配信できる
  • 一度に多くの人へ届く:配信日を決めれば、短期間でまとまった数の会員に届けられる
  • 詳しい情報を伝えられる:単独配信なら、商品の特長や根拠を文章でしっかり説明できる
  • SNS広告と異なる層に届く:SNSをあまり使わない層にもアプローチできる

デメリット

  • 開封されないと読まれない:件名で興味を持ってもらえなければ、本文は読まれない
  • 配信までに準備が必要:原稿の作成や、媒体との配信日の調整に時間がかかる
  • 配信課金型は成果が保証されない:反応がなくても配信費用はかかる

デメリットのうち、費用面の不安は成果報酬型を選ぶことで小さくできます。件名や本文の質は、次の章で紹介するポイントで改善できます。

媒体の選び方

メール広告の成果は、媒体の会員と商品の相性で大きく変わります。配信できる通数の多さよりも、「その会員が自社の商品を必要としているか」で選ぶことが大切です。

当社のメール広告アフィリエイトでは、約20の媒体と提携しており、総配信可能数は約3,000万通です。提携媒体の会員の例は次のとおりです。

表5:提携媒体の会員層の例
媒体の会員層 相性の良い商材の例
保険相談に来たファミリー層 保険・教育・住宅関連
SaaSを利用している会社員層 BtoBサービス・転職・資格
火災保険の相談をした不動産所有層 不動産投資・リフォーム・太陽光
シェアオフィスを契約した経営者・個人事業主 法人向けサービス・資金調達・会計
チラシアプリを利用している主婦層 食品・日用品・通販
大手PCメーカーの製品利用者 IT関連・ガジェット・ソフトウェア

このように、会員がどのような目的で媒体を利用しているかが分かると、商品との相性を判断しやすくなります。

媒体を比べるときに確認すること

配信課金型で媒体を選ぶ場合は、次の点を媒体資料で確認してください。

  • 会員の属性:年齢・性別・職業・地域など、どこまで分かっているか
  • 会員になった経緯:どのようなサービスの利用をきっかけに会員になったか
  • 配信できる通数:属性を絞り込んだあとに、何通配信できるか
  • 過去の実績:同じ業種の広告で、どのくらいの反応があったか

会員になった経緯は特に重要です。たとえば、保険の相談をきっかけに会員になった人は、お金や家族の将来に関心が高いと考えられます。会員の関心と商品が重なるほど、メール広告の反応は高くなります。

成果を上げる件名と本文のポイント

メール広告は、件名で開封してもらい、本文でクリックしてもらう2段階で成果が決まります。

表6:件名と本文の改善ポイント
要素 ポイント 例
件名 読者に関係のある内容だと一目で分かるようにする 「住宅ローンを払っている方へ」
件名 冒頭の20文字ほどで要点を伝える スマホでは件名の後半が省略されやすい
本文の冒頭 読者の悩みから書き始める 「保険料、払いすぎていませんか」
本文 根拠や数字で信頼してもらう 利用者数・満足度などの事実
リンク 本文の途中と末尾の両方に置く 読み終える前に興味を持った人も逃さない
遷移先 メールの内容とLPの訴求をそろえる メールで伝えた悩みをLPの冒頭でも扱う

遷移先のページでは、メールで伝えた内容とのずれをなくすことが大切です。読み物形式の記事LPをはさむと、メールで生まれた興味を申込につなげやすくなります。

また、メール広告も広告である以上、表現には注意が必要です。誇大な表現や、広告であることが分かりにくい書き方は避け、ステマ規制や薬機法などのルールを守った原稿にしてください。

出稿前のチェックリスト

表7:メール広告の出稿前チェックリスト
項目 確認すること
目的 認知・訪問・獲得のどれを目的にするか
課金形態 配信課金型と成果報酬型のどちらが目的に合うか
媒体 会員の属性が商品と合っているか
成果地点 成果報酬型の場合、購入・申込・資料請求のどこを成果とするか
原稿 件名・本文・リンクの位置が整っているか
遷移先 メールの内容とLPの訴求がそろっているか
計測 計測タグを設置し、媒体ごとの成果を確認できるか

成果報酬型で始める場合は、許容できる獲得単価から成果報酬額を決めます。費用の考え方はアフィリエイト広告の費用相場で詳しく解説しています。

よくある質問

Q. メール広告とメルマガ広告は違うものですか?

A. ほぼ同じ意味で使われます。メールマガジンの会員に向けて広告を配信する手法を、メール広告またはメルマガ広告と呼びます。

Q. メール広告はどのくらいの費用から始められますか?

A. 配信数課金型の場合、小規模な配信なら数千円から数万円程度で始められることもあります。成果報酬型の場合は、配信の費用ではなく、成果1件ごとの報酬額で費用が決まります。

Q. 成果が出なかった場合も費用はかかりますか?

A. 配信課金型では、配信した時点で費用がかかります。成果報酬型では、成果が発生しなければ報酬は発生しません。

Q. 配信まではどのくらいかかりますか?

A. 原稿の準備と、媒体との配信日の調整が必要です。当社のメール広告アフィリエイトでは、無料会員登録後、1〜3営業日で広告主審査を行い、その後、メール原稿の準備と媒体との配信日調整を経て配信を開始します。

Q. どのような商材がメール広告に向いていますか?

A. 会員の属性と商品の対象が一致しやすい商材が向いています。たとえば、保険・不動産・BtoBサービス・資格・通販などです。媒体の会員層と商品の相性を確認して選ぶことが大切です。

Q. メール広告とほかの広告は併用できますか?

A. 併用できます。SNS広告や検索広告で届きにくい層にメール広告で届けるなど、組み合わせることで獲得の幅が広がります。

まとめ

  • メール広告は、媒体の会員に向けて広告を配信する手法で、属性を絞って届けられるのが強み
  • 種類はヘッダー広告・本文挿入型・単独配信型の3つで、成果を重視するなら単独配信が中心
  • 一般的な配信課金型は、配信した時点で費用が発生する
  • 成果報酬型なら、成果が出た分だけ費用を支払うため、獲得単価を固定できる
  • 媒体は配信数より会員の属性で選び、件名・本文・遷移先の訴求をそろえる

メール広告アフィリエイトでは、約20の提携媒体から、商材に合う会員層への配信を成果報酬でご提案しています。

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監修:大竹 優策(FlipNine株式会社 代表取締役)

GMOメディア・ネットマイルで広告主側と運用側の双方を経験後、2018年にFlipNineを創業。成果報酬型広告の実務を長く手がける。

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目標CPAと月間の希望獲得件数をお伝えいただければ、実施可否と想定される成果報酬額の目安をご回答します。初期費用・月額費用は0円、契約期間の縛りもありません。

FlipNine株式会社 編集部

成果報酬型広告のASP『FLIP』を運営。1,000媒体以上との提携、5,600件以上の広告登録実績があります。

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