運用メディアの方はこちら

ASPの選び方とは?
比較すべき7つのポイントと失敗しない手順【広告主向け】

公開日 最終更新日

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とは、広告主とアフィリエイトメディアの間に入り、アフィリエイト広告の仕組みを提供する事業者のことです。アフィリエイト広告を始めるとき、最初に決めなければならないのが「どのASPを使うか」です。ASPによって、提携しているメディアの種類や得意なジャンル、費用の体系、サポートの手厚さが大きく異なります。

ASPの選び方を誤ると、「登録したのにメディアが紹介してくれない」「費用はかかるのに成果が出ない」といった状況に陥りがちです。逆に、自社の商材に合うASPを選べば、成果報酬型の強みを生かして獲得単価を安定させられます。

この記事では、広告主の目線で、ASPの役割と費用の仕組みを整理したうえで、比較すべき7つのポイントと、選定から出稿までの手順を解説します。

ASPとは

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とは、広告主とアフィリエイトメディアの間に入り、アフィリエイト広告の仕組みを提供する事業者です。広告主は、ASPを通じて多くのメディアに自社の商品を紹介してもらえます。

表1:ASPが担う主な役割
役割 内容
メディアとの仲介 商材に合うメディアを集め、提携を進める
成果の計測 計測タグで、どのメディアから何件の成果が出たかを記録する
報酬の支払い 成果に応じた報酬を、広告主に代わってメディアに支払う
成果の承認 広告主の確認をもとに、成果を承認・否認する
運用の支援 報酬額の設計や訴求の改善、メディアへの案内などを行う

ASPを使わずに、メディアと個別に契約する方法もあります。ただし、計測や支払いの管理を自社で行う必要があるため、多くの広告主はASPを利用しています。成果報酬型の仕組み自体は、成果報酬型広告とはで詳しく解説しています。

ASPの費用の仕組み

ASPを利用するときの費用は、主に次の4つです。

表2:ASPを利用するときの主な費用
費用 内容 目安
初期費用 利用を始めるときに支払う 0円〜数万円程度
月額費用 利用を続ける間、毎月支払う 0円〜数万円程度
成果報酬 成果1件ごとにメディアへ支払う 広告主が設定する
ASP手数料 成果報酬に対して上乗せされる 成果報酬の30%前後が一般的

※ 費用の体系はASPによって異なります。同じ成果報酬額でも、手数料率や月額費用の有無によって、成果1件あたりの総額は大きく変わります。

費用を比べるときは、初期費用や月額費用の安さだけでなく、成果1件あたりに実際に支払う総額で比べることが大切です。費用の詳しい内訳はアフィリエイト広告の費用相場でまとめています。

ポイント:ASPの費用は、初期費用・月額費用の安さではなく「成果1件あたりの総額」で比べましょう

ASPを比較する7つのポイント

ASPを選ぶときに比べたいポイントは、次の7つです。

表3:ASPを比較する7つのポイント
ポイント 確認すること
1. 得意なジャンル 自社の商材と同じジャンルの実績が多いか
2. 提携メディアの質と数 商材に合うメディアがどのくらい提携しているか
3. 費用の体系 初期費用・月額費用・手数料を含めた総額はいくらか
4. 担当者の支援 報酬額の設計や訴求の改善を一緒に考えてくれるか
5. 不正への対策 不正な成果を見つけて防ぐ仕組みがあるか
6. 計測と管理画面 成果を正しく計測し、メディアごとに確認できるか
7. 表現のルールへの対応 ステマ規制や薬機法などへの対応を支援してくれるか

ポイント1:得意なジャンル

ASPには、それぞれ得意なジャンルがあります。美容・健康食品・金融・不動産・人材など、自社の商材と同じジャンルで成果を出しているASPを選ぶと、相性の良いメディアに紹介してもらいやすくなります。

ポイント2:提携メディアの質と数

提携メディアの数が多いことは強みですが、数だけで判断するのは危険です。大切なのは、自社の商材を紹介してくれる、質の高いメディアがどのくらいいるかです。比較サイト・ブログ・SNS・メールマガジンなど、どのような種類のメディアが多いかも確認しましょう。

ポイント3:費用の体系

初期費用や月額費用がかかるASPでは、成果が出ない月にも固定の費用が発生します。手数料率もASPによって異なるため、「月に何件の成果が出たら、総額はいくらになるか」を試算して比べましょう。特に立ち上げ期は、固定費がかからない体系のほうが、成果が出るまでの負担を抑えられます。

ポイント4:担当者の支援

アフィリエイト広告は、登録しただけでは成果が出ません。報酬額をどう決めるか、どのメディアに優先的に紹介してもらうか、申込先のページをどう改善するかなど、担当者が一緒に考えてくれるかどうかで成果は大きく変わります。

ポイント5:不正への対策

報酬額が高い商材では、同じ人による重複した申込や、実態のない成果が発生することがあります。重複や不正な成果をどのように見つけ、否認しているかを確認しましょう。

ポイント6:計測と管理画面

成果がどのメディアや広告から生まれたかを確認できないと、改善のしようがありません。成果をリアルタイムで確認できるか、メディアごとの成果を比べられるかを確認しましょう。

ポイント7:表現のルールへの対応

アフィリエイト広告でも、広告の責任は広告主にあります。メディアの記事で誇大な表現や、広告であることを隠した紹介が行われないよう、ASPがどのような対策をとっているかを確認しましょう。詳しくはステマ規制の解説記事をご覧ください。

商材別に重視したいポイント

商材の特性によって、特に重視したいポイントは変わります。

表4:商材別に重視したいポイント
商材の例 特に重視したいポイント 理由
化粧品・健康食品 表現のルールへの対応 薬機法や健康増進法に注意が必要なため
金融・保険 不正への対策・計測 報酬額が高く、不正な成果が起きやすいため
地域密着型のサービス 担当者の支援 対象エリアに合わせた紹介の工夫が必要なため
BtoBサービス 得意なジャンル 紹介できるメディアが限られるため
新しい商材 担当者の支援 報酬額や訴求を、手探りで決める必要があるため

初期費用・月額費用0円、成果報酬で集客を始められます

ADアフィリエイトの詳細を見る

複数のASPを併用するべきか

ASPは、1社だけでなく複数を併用することもできます。

表5:ASPを1社で使う場合と併用する場合の比較
項目 1社で使う 複数を併用する
届くメディアの範囲 そのASPの提携メディアに限られる 広がる
管理の手間 少ない ASPごとの管理が必要
費用 初期費用・月額費用は1社分 ASPの数だけかかる場合がある
成果の重複 起きにくい 同じ成果を二重に計上しないよう注意が必要

最初は相性の良いASPを1社選んで始め、成果が安定してから併用を検討するのが現実的です。いきなり複数のASPを使うと、管理の手間が増え、どのASPが成果に貢献しているのかが見えにくくなります。

選定から出稿までの手順

ASPを選んでから出稿するまでの流れは、一般的に次のとおりです。

  1. 目的と許容できる獲得単価を決める:何を成果とし、1件いくらまで支払えるかを決めます
  2. 候補のASPに資料を請求する:得意なジャンル・費用・支援の内容を確認します
  3. 担当者と相談する:自社の商材でどのくらいの成果が見込めるかを確認します
  4. 審査を受けて契約する:多くのASPでは、広告主の審査があります
  5. 報酬額と広告素材を用意する:成果報酬額、紹介文、バナーなどを用意します
  6. 計測タグを設置して配信を始める:成果が正しく計測できることを確認してから始めます
表6:ASPの担当者に確認したい質問
質問 確認できること
同じジャンルで、どのくらいの実績がありますか 得意なジャンルかどうか
自社の商材を紹介してくれそうなメディアはどこですか 提携メディアの質
成果1件あたり、手数料を含めていくらかかりますか 費用の総額
報酬額や訴求の改善を一緒に考えてもらえますか 担当者の支援
不正な成果は、どのように見つけていますか 不正への対策
広告の表現は、どのように確認していますか 表現のルールへの対応

運用型広告のCPAの高騰をきっかけにアフィリエイト広告を検討する場合も、この手順で進めれば、自社に合うASPを選びやすくなります。

当社のADアフィリエイトの特長

当社のADアフィリエイトは、初期費用・月額費用が0円で、手数料は成果報酬額の10〜15%です。成果が出るまで固定の費用がかからないため、立ち上げ期でも始めやすい体系です。

集客は、提携している広告運用者と当社の運用チームが、Google・Meta・TikTokなどの広告を運用して行います。案件ごとに担当者がつき、分析ツールで成果の出ている訴求を調べながら、改善を進めます。広告主の審査は通常1〜3営業日で、登録いただいた広告の内容も審査したうえで配信を始めます。

グループ会社の害獣駆除サービスでは、販売開始と同時にADアフィリエイトを導入し、毎月約200件の成果を獲得しています。詳しくはハウスガード24の事例をご覧ください。

よくある質問

Q. ASPとアフィリエイト広告は何が違いますか?

A. アフィリエイト広告は、成果に応じて報酬を支払う広告の手法です。ASPは、その仕組みを提供し、広告主とメディアを仲介する事業者です。

Q. ASPの費用はどのくらいかかりますか?

A. 初期費用・月額費用・成果報酬・ASP手数料がかかるのが一般的です。ASP手数料は成果報酬の30%前後が多く、初期費用や月額費用はASPによって異なります。

Q. 提携メディアの数が多いASPを選べばよいですか?

A. 数だけでは判断できません。自社の商材を紹介してくれる、質の高いメディアがどのくらいいるかが大切です。

Q. ASPは複数使ったほうがよいですか?

A. 最初は相性の良いASPを1社選んで始め、成果が安定してから併用を検討するのが現実的です。

Q. 広告主にも審査はありますか?

A. 多くのASPでは、広告主の審査があります。商材の内容や申込先のページ、広告の表現などが確認されます。

Q. 小規模な会社でもASPを利用できますか?

A. 利用できます。成果報酬型のため、成果が出た分だけ費用を支払う形で始められます。

まとめ

  • ASPは、広告主とメディアを仲介し、計測・支払い・運用支援を担う事業者
  • 費用は、初期費用・月額費用の安さではなく、成果1件あたりの総額で比べる
  • 得意なジャンル、提携メディアの質、担当者の支援など7つのポイントで比較する
  • 最初は1社で始め、成果が安定してから併用を検討する

ADアフィリエイトでは、商材に合う提携メディアへの紹介から報酬額の設計まで、成果報酬でご提案しています。

アフィリエイト広告 完全ガイドに戻る

監修:大竹 優策(FlipNine株式会社 代表取締役)

GMOメディア・ネットマイルで広告主側と運用側の双方を経験後、2018年にFlipNineを創業。成果報酬型広告の実務を長く手がける。

貴社の商材で、成果報酬型が成立するか無料で診断します

目標CPAと月間の希望獲得件数をお伝えいただければ、実施可否と想定される成果報酬額の目安をご回答します。初期費用・月額費用は0円、契約期間の縛りもありません。

FlipNine株式会社 編集部

成果報酬型広告のASP『FLIP』を運営。1,000媒体以上との提携、5,600件以上の広告登録実績があります。

会社概要を見る